生パスタの打ち方

生パスタの特徴と魅力

 生パスタは、乾燥パスタに比べて、独特の食感(歯ごたえ)と粉の風味(香ばしさ)が楽しめるのが、大きな特徴です。冷凍も出来るので作り置きしておけば湯で時間も乾麺より短いので手軽です。
その他、自家製の手打ちにすれば、作る人の好みが生かせるという利点があります。堅苦しい名前や切り方や太さにこだわらず自分の好きなように作れるのが一番の魅力ではないでしょうか。
 小麦粉に卵と塩、オリーヴオイルを加えて打つ麺卵がベーシックですがが、小麦粉の種類や配合、そして卵の量によっても仕上がりが微妙に異なりますし、個性が出せますので楽しいです。イタリアの北部は卵を入れ、南部はセモリナ粉と水で作ることが多いそうです。
 小麦粉はタンパク質の多い順に強力粉、中力粉、薄力粉に分かれます。一般的にタンパク質の多い粉を使うほど、グルテンがよく形成され弾力、コシが強くなります。
 つまり薄力粉だけを使った麺は比較的なめらかで、薄力粉に強力粉・セモリナ粉を加えていくごとに弾力やコシが強い麺になります。薄力粉だけの麺は生地がまとまりやすいですが、強力粉やセモリナ粉が多いと弾力が強いので生地を練るのに力が必要にまりす。
 手打ち麺を作るときは塩を加えますが、これはグルテンを形成させるためです。また、オリーヴオイルを加えるのは食感と風味を高めるためです。粉の特性をマスターすれば、ブレンドの仕方により自在に自分の好みの口当たりや舌触りのパスタを作ることが出来るようになるでしょう。
 野菜やハーブを練りこんで、その風味を楽しめるのもパスタならではです。野菜ではほうれん草やトマト、ビーツなど、他にもイカ墨やサフラン、カカオ(ココアパウダー)なども合います。こうした風味は乾燥させると微妙に変化しますが生パスタでは香りや味を生かすことが出来ます。

材料(5人前)

ディラムセモリナ粉 500g
卵             4個
卵黄          2個分
EXV.オリーブオイル 15CC
塩             少々

薄力粉や強力粉に代えたり、薄力粉と強力粉をブレンドして500gでもいい
@台の上にディラムセモリナ粉山型に置き中央に窪みを作り、卵と卵黄を入れます。
Aホークなどで卵を軽く溶き混ぜたら、塩を加えます。
B卵を混ぜながらEXV.オリーブオイル15CCを加えます。
C指先で周りの粉を崩すように混ぜていきます。
D粉を軽くまとめた状態。少しボソボソしています。水分が足りなくて、まとまらないようなら、手を少し水でぬらし、生地に水分を加えます。
E両手を使ってこねていきます。生地を手前に引き付け折り込む。そして押しのばします。それを何度も繰り返します。最低30回、時間にして20〜30分
ディラムセモリナ粉だけの場合は、かなりの力が要ります。
初心者だから??^^;覚悟しましょう!
コツがあるとは思うんですけど・・・。
F表面がだんだん滑らかになって来ます。ですが、生地内にこね残しがあることが多いので注意が必要!
G表面につやが出るまで練って、完成です。
H表面にバターをぬります。
I最後にラップをして、冷蔵庫で寝かせます。
最低半日〜一日は寝かせましょう!
寝かせることで水分か均等になるわけです^^;
J見た感じチーズみたい^^;断面を見てもいい感じ??かな・・
パスタマシンの大きさにもよりますが、家のは小さいので1cmくらいに切ってます。
K生地を麺棒やパスタマシンで薄く伸ばします。パスタマシンがあるととても楽です。伸ばすときは打ち粉を生地の表面に振ります。麺棒やマシンにくっついてしまいますので。
麺棒で伸ばす場合は、できるだけ薄くと思ってやれば失敗が少ないと思います。強力粉を使っているので腰が強く伸びにくいですが厚すぎると美味しくないので、ここが頑張りどころです。

厚さは1.5〜2mmが目安。
Lいよいよ切断作業です。パスタの種類によって刃を替える必要があります!
N5分ほどで表面が乾燥するので適当にまとめて完成!


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